児童館推進委員会を中心とした、地域住民の手によるワークショップを経て設計が進められました。この児童館では「環境に優しいみんなでつくる児童館」がメインコンセプトとなっています。
具体的には、児童館のシンボルともなる風力発電、樹木の散水に利用される雨水利用、太腸光を利用して快適な室内空間を実現するOMソーラーシステム、機器の電力を得る為の太陽光発電が取り入れられました。
また内装材には無垢材の桧や杉がふんだんに使われています。
合わせて室内の調温作用を行う珪藻土も使用されています。
外観は、「おもちや箱をひっくり返したような」と言うワークショップから生まれたキーワードを拠り所に、紙飛行機をモチーフにした玄関庇など、子供達の夢が膨らみ、創造カが育まれる児童館を目指しています。
所在地 | 愛知県豊明市前後町宮前 |
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建築主 | 豊明市 |
延床面積 | 269.73m2 |
構造 | S遣一部RC造平家建 |