夫婦共に50代になってから初めて,自分たちの家を建てることになった例です。
高齢になった時にも、できるだけ自分の家で自立した生活がおくられるよう、「備え」を持った家であります。
・1階に主寝室
足腰が弱ったとき、全ての生活が1階で完結するよう夫婦の寝室を1階に配置しました。
・引戸を基本
1階の主な戸は、引き戸としました。
・中央にトイレ
寝室から最短の位置にトイレを配置。
吹抜に面して窓を設け、閉鎖的にならないように配慮しています。
・南側の風呂
湯船につかりながら夜景を楽めます。
・妻の城
洋裁の好きな奥様の城は、デッキに面した家事室です。
やりかけの仕事もミシンも、出したままにしておけます。
段差のないウッドデッキ、ガラスの庇で急の雨にも洗濯物を取り込まなくて済みます。
夏にはガラス屋根によしずを乗せ日除けにします。
・夫の城
本好きな夫の城は、壁いっぱいの造付けの本棚と机です。
北側のトップライトから柔らかな光が机に落ちます。
明るい吹抜に面した2階のトイレです。
所在地 | 愛知県大府市 |
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延べ面積 | 206.84m2 |
構造 | 木造2階(一部RC造) |