コンセプト

『ひかりと風とローコスト』
これは身体障害者デイサービスセンター・福祉ホーム「ひかりの丘」を設計した時のコンセプトです。
赤褐色の粘土質におおわれた丘には大きな樹は育っていませんでしたが、明るい陽ざしとさわやかな風が吹いていました。
この光と風を思う存分取り入れ、維持費のかからない建物をめざしました。

建物は完成すると、一生その地を離れることはありません。
建物に愛情を注ぐことはその地域の気候、風土、そして人情になじんだ建築を設計することではないでしょうか。

私たちは、地域に立脚し、建築の主人公であるべき人間に対するこだわりをもって、
「人にやさしい、地域と共生する建築」を創造していきたいと願っています。